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焚き火BAR
キャンプと、ワインと、
音楽と。

~公園で特別な一日を過ごそう~

外にテーブルを置いて、気軽にワインや音楽を楽しみたい。

季節の匂いや風、音を感じながら、ワイワイと。

ご馳走じゃなくても、高級ワインじゃなくても、“美味しいね~”と笑いあえれば充分。

「あの時なんであんなに楽しかったのかなぁ」と不思議なぐらい、じわじわと心に残る時間になる気がする。

初めて会う人、今まで関わることが無かったような人とも話せそうな気がする。

“楽しい”だけじゃなく心の中に風の通り道をつくるような時間になるかもしれない。

そういう場を自分でつくってみたい。

 

前々からそんな漠然とした妄想というかイメージというか、やってみたいことがありました。

このことを考えるとこみ上げてくるようなワクワクを感じるのです。

おそらく、イメージというより、「楽しそうだから」というより、「そういう場が必要だ」ぐらいに感じていたのだと思います。

 

ですが、そんな妄想を持ちつつも実際にやろうとすると大変なことで。

場所の問題、お天気の問題、仲間や備品、パワーを必要とすること、上げ出したらキリがないほどのそびえたつような壁の前に立ちすくんでいました。

そこにプラスしてコロナ禍という新たなハードルまで出てきてしまい。

外に出るのが気持ちの良い季節に、安全に楽しむ場がつくれないだろうか‥という気持ちを捨てきれないでいたところ、流山市の総合運動公園で実験的に開催させていただけることになりました。

「公園で○○をやってみたい」を持つ人が集まり意見やアイデアを出し合った結果、

「公園にテントを張り、大人と子どもが本気で遊び、音楽を聴きながら焚き火を囲んでワインを楽しみ、翌朝焼きたてのパン・淹れたての珈琲・地元の野菜や果物が並ぶマルシェ、ワークショップを楽しむ」という形で実現することになりました。

いつも何気なく遊びに来ている公園を「今日、ここに来て良かった」と味わうような場にするために運営スタッフと共に半年間必死で準備してきましたが、それでも当日になってみて分かったこと、色々なことがありました。

運営スタッフ、マルシェ・ワークショップに出店してくださった方々、実験に参加してくださった大人や子どもたち、誰一人かけてもあの場にはならなかっただろうと思います。

 

焚き火を囲みながら、ワインを楽しむその背景に音楽が流れる。

それは想像以上にロマンティックで、人と人との語らいや心のつながりを深めるもので、大きな感動がありました。

Photo by 岡村 瞳

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